HAPPYになるためにシングルマザーとして生きる

モラハラDV夫と離婚し、1児の娘を持つシングルマザーです。HAPPYになるために肩肘張らずゆるーく頑張る奮闘記。

破婚②

前回、モラハラ・経済DVを受けるまでの経緯について書きました。

 

今回は、

実際の経済DV・モラハラを受けていた時の生活のことを書いていきたいと思います。

 

経済的DV・モラハラの中での生活

DVと聞くと、暴力的な虐待を配偶者から受けていると言う暴力的な印象が強いと思いますが、

私が受けていたのは経済的DVと言われているものでした。

これは、仕事を辞めさせる、生活費を入れないと言った金銭的な面で配偶者の自由を奪い支配することです。

 

妊娠が発覚し、仕事を辞めた私は夫にこれからの生活にかかるをすべてを任せると言うことになります。

これが経済DVの始まりでした。

私が仕事を辞め専業主婦として家にいるようになり、

必然的に夫が二人の生活費を賄う状態になったとき、

私と夫に生活させてやっている・もらっていると言う上下関係が生まれたのです。

 

そして私が専業主婦として家にいるようになり、

夫はだんだん生活費を入れなくなりました。

私は自身の貯金を切り崩しながらなんとか夫に「お伺い」を立て生活していました。

 

夫は自分の好きなように服を買い、

飲みに出かけ、

やりたいように生活していました。

 

普通ならここでキレますよね??

 

私は経済的DVの他にモラハラによる夫からの嫌味を受けており、

生活費を入れない夫に怒るよりも、

「働いていない自分がイケナイ」と思っていました。

 

まさにモラハラを受けている時の思考回路でした。

 

自分が辞めろと言って仕事を辞めさせたのに、

生活費は入れず、

毎日嫌味を言われるのです。

 嫌になってきませんか?

私は嫌でした。

でも、夫にそんな私の気持ちを訴えたって、聞いてくれるはずありません。

それより、

私が少しでも自分の意見を言おうものなら、

その100倍くらいの

私に対する嫌味が返ってきます。

 

 

だんだん私は考えることを止めていきました。

 

これはおかしいとか、

自分はこう思うとか、

そんなこと訴えたところで聞いてもらえるわけがない。

 

それどころか、

生活費を完全に入れてもらえなくなったら生活していけない。

ここで働きに出ると言っても、

妊娠中で雇ってくれる仕事先なんてない。

 

私はこの人に従うしかない。

そう思っていました。

 

この人に逆らえば、自分は生きていけないんだと。

 

それに怖かったんです。

 

今はまだ生活費を入れないだけ、

嫌味を言われるだけ、

いつか殴られるのではとビクビクしていました。

 

もうこの時にはすでにモラハラの影響を十分すぎるくらい受けていたんだと思います。

 

いつか自分はこのまま破滅していくんだろうと漠然と思っていました。

 

でももう夫と戦う勇気も、

エネルギーもありませんでした。

 

このままどうか無事にお腹の子が生まれてきてくれればと

そればかり考えていました。

 

 でも、

なぜ、こんな生活を送っていれたんだと思います?

 

だって、

生活費を入れてくれない、

自分勝手に飲みに行き帰ってこない、

何か言えば嫌味が返ってくる、

そんな毎日に嫌だと思っていたのに、

 

なぜ戦わなかったのか?

 

次回、

どうして私は嫌になっているのに、

逃げなかったのか?

モラハラによる

負のスパイラルについて書いていきたいと思います。