モラハラ男が愛しているのは自分だけ
モラハラ男の特徴としてまず挙げられるのが、
自分に甘ーく、他人にはとてつもなく厳しいと言うことです。
<strong>モラハラ男は自分が大好き</strong>
モラハラ男は自分自身のことを特別な人間だと信じています。
なので、
自分自身の中にある自分象と、
他者からの評価がいつも一致しません。
それどころか、
特別な人間である自分を評価してくれない相手は自分の敵だと思うのです。
私の元夫の場合は、
仕事に関して物凄いプライドを持っていました。
ただそう聞くととても良い意味に聞こえますが、
この自分を特別だと思っている意識が強すぎるために、
仕事は長続きせず、
いつも職場の人と衝突を繰り返していました。
始めのうちは、
私もよっぽど馬が合わないところだったのかなと思っていました。
だって、家庭を持った人間がそう簡単に職場を辞めたり、
転職を繰り返したりしないでしょう??
私は元夫の支配下にあったので、
仕事の話を始め、
全ての情報は元夫からの伝聞になっていました。
なので、
元夫の話す職場での待遇の悪さについてしか知りませんでした。
繰り返すうちにこの人と合う人間なんていないんじゃないのかと思うようにもなりました。
そんなおかしいと思う部分と、
夫の話の上手さから職場での環境の悪さ信じる部分と両方ありました。
でもそんな私の思っている「おかしい」という部分を元夫に話してしまえば、大変なことになります。
なので私はいつも元夫の話を聞くだけ。
肯定するだけ。
余計なことは一切言わないよう気を付けていました。
元夫からの悪口は毎日繰り返されます。
一緒に仕事をした人が使えない・仕事が遅くてイラつく等仕事に関する愚痴に始まり、
最後はその人自身の人格の否定までです。
もちろん私はその現場を見ている訳ではありませんから、
それが正しいとか違うとかは言えません。
でも、
自分に対して高い評価をしてくれる人間に対しては、
まるで態度が違うのです。
モラハラ男には敵か味方かしか存在していません。
自分を全部肯定してくれ、何も悪い部分を指摘しない自分に従順な人間は自分の味方。
少しでも何か文句を言ったり、モラハラ男がケチをつけられたと感じる相手は敵となります。
つまり逆らわない・文句を言わないイエスマンは自分の味方なのです。
そして自分に従順ではない敵と認定した人間に対しては、
一切近寄らないし、
その人の悪口を飽きるまで永遠と言い続けます。
それは一緒に生活している私自身に対してそうでした。
だからモラハラ男との生活を成り立たせるためには自分がイエスマンになるしかないのです。
もちろん、
一緒に生活している妻である私の気持ちに関しては何も興味がありません。
だってモラハラ男は自分が大好きで、
自分に従う人間が欲しいだけだから。
モラハラ男に愛されるなんて夢のまた夢なんです。
いくら尽くそうとそれはモラハラ男にとって「当たり前」なのです。
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