世界一貧しい大統領の特集やってた
今日は少し趣向を変えて、
最近テレビで「世界で一番貧乏な大統領」の特集を放送していたので、
私も気になっているホセ・ムヒカ大統領のことを書いていこうと思います。
どうして気になったかと言うと、
ムヒカ大統領の言葉一つ一つが何だか刺さるんですよね。
偉人たちの名言とかも良く読んだりしていて、
あぁ何かを成し遂げている人ってやっぱり考えた方が深いよなぁとか、
良いこと言っているなぁとか、
どこか他人事のような感覚で読んでいたんですよね。
他にも、お偉いさんたちが、理想の社会を語ってこんな世界を目指します!
こんな政策をやります!!
なんてすごーーーく理想よね。と言うような政策を掲げていたりするじゃないですか。
そう言うものも、理想論なら誰でも語れるわ!ってどこか黒い気持ちで聞いたり、見たりしていたんです。(すみません。ひねくれ者なんです私。)
でも、ムヒカ大統領の言葉って、何だかスッと入ってくるんですよね。
勝手な好みの問題かもしれませんが…。
薄っぺらな表面だけじゃない、経験してきたからこそ出てくる言葉がすごく深く刺さるんですよね。(私には。)
前置きが長くなってしまいましたが、
この前、このムヒカ大統領が来日した時のことをインタビューするって言うのを見たんです。
その中で、
あぁそうだよなぁとすんごーく納得したし、考えなきゃなと思ったことがいっぱいあったので、
これから忘れてしまわないように記事にして残しておこうと思いました。
その番組で、ムヒカ大統領は日本人の「責任感」の強さにとても高潔さを感じ、
賞賛に値する日本人の気質だとおっしゃっていました。
でも賞賛に値するその「責任感」はイコール幸せではないとも言いました。
日本人はその責任感の強さゆえ、働きすぎだそうです。
だから、生きるためのエネルギーと、自由に使える時間がほんのわずかしか残らないのだそうです。
もうね、
本ッッッ当そうなのよ!!
その通り!!!と超納得ですよ。
何だかいつもいつも毎日毎日、疲れてる。(笑)
今、私は在宅中心の仕事をしているので昼間は家にいて、
家事をしたり仕事したり、娘と遊んだりと割と自由な時間の中で生きていますが、
独身時代や妊娠前にしていた仕事は、営業。。。
休みなんてあってないようなもんでした。
それはそれは毎日疲れていました。
仕事が嫌いなわけではなかったし、むしろ働きたい業界での仕事だったから、
すごく楽しかった。
でも休日となれば、「寝ていた―い」って一日中家に引きこもっていたし、
気になるスポットとか行きたい場所があっても中々足が重くて動けなかった。
そんな日々を過ごしていた時を思い出して、ムヒカ大統領の言葉に妙に納得しちゃったわけです。(笑)
ムヒカ大統領が、そんな日本人に向けて言っていたのは「もっと自分の人生に対する愛情を持って」でした。
何だか刺さりました。
自分の人生は、自分しか生きられない。
でもそんな当たり前のことを忘れてしまうと言うか、
だからこそないがしろにしてしまう時ってあるなぁと思うんですよね。
日本人として生きていて、時にその自己犠牲が、美談として語られる場合もある。
すごく素敵なことと思うし、日本人らしいなと思うと同時に、
ムヒカ大統領の「自分の人生に対する愛情を持って」と言う言葉がすごく刺さるんですよね。
この自分の人生に愛情を持って、自分の時間を大事にすることと、仕事をおろそかにしても良いと言うのもイコールではないし、
どちらか一方に比重が傾いてしまうと、
それはそれで、日本人の責任感の強さゆえに罪悪感が付きまとうような気がして…。
このバランスをうまく取れれば、それが一番の理想なんでしょうが、
それはまた理想論に過ぎなくなってしまう。
うーーーん。
難しいですね。
きっとこうして模索しながら、自分が一番心地の良い比重を見つけていくんですよね。
もしかしたら、一生見つからないかもしれないけど、
見つからなくても、
その模索している過程で楽しめれば、それはそれで良いんじゃないかと。。。
ゆるーく生きていたrikokoaがたまに難しいことを考えると、
何だか難しすぎて頭がパンクしそうになりますが…。(笑)
大事なことはいつでも楽しむこと♪
これがrikokaのモットーであり、娘にも伝えていきたいなと思います。
壁にぶつかった時とか、挫折しそうな状況とか、もう嫌だぁぁと投げ出したくなるような場面なんてこれから何度もあります。
そんな時に、そんな中でも何か楽しさを、面白さを見つけることの出来る、
人生そのものを楽しめるような人間になって欲しいなと思うし、
私自身もそんな人間でありたいと思うわけです。
ムヒカ
幸せ
日本人
責任感
高潔
賞賛に値=幸せではない
でも働きすぎ
生きるためのエネルギーと自由な時間がわずかしかない
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