モラハラ男は勝ち負けしか存在しない
モラハラ男の特徴について書いてきましたが、
前の記事でも少し触れている
モラハラ男には敵か味方かしかいないと言うことについて、
今回もっと掘り下げて書いていきたいと思います。
<strong>モラハラ男は勝ち負けしかない</strong>
モラハラ男には、「勝ち負け」しかありません。
例えば、夫婦として生活していけば、すれ違いが起こりますよね。
夫婦に限らずいつだって人と人の間にはすれ違いが起きます。
そんなすれ違いが起きた時には、
私たちはお互いの価値観を話し合い、理解し合い、すり合わせていきます。
そうしてより深く理解し合い、より良い人間関係を作っていきますよね。
でもモラハラ男にはこの「話し合い」が出来ないのです。
すれ違いが起こったときには、
自分の価値観を前面に出し、
いかに相手の価値観が間違っているかとことん否定します。
相手の言い分なんて聞いていません。
なぜならモラハラ男はいつも自分が正しくて、
自分と意見が合わない人間は敵だからです。
自分自身を特別な人間だと思っているモラハラ男は、
自分とは違う他人の価値観を認めることはできません。
お互いの関係を力関係でしか捉えられないのです。
自分より上だと思う相手にはとことんへりくだって、ごまをすり徹底的に自分の中に引き入れようとします。
逆に自分より下だと思う相手に対しては、
力(暴力ではない)で相手を服従させるのです。
なので普通の夫婦のような対等な関係を築けないのです。
また、モラハラ男に対し、少しでも批判や拒絶をすればたちまちその相手は敵とみなされます。
自分より下だと思っている相手に少しでも批判させるようなことがあれば、
徹底的に口撃され、罵られます。
夫婦としてずっと同じ空間にいる場合、
モラハラ男に服従するまで徹底的にです。
一方自分には勝てないと思う相手であれば、
周囲を巻き込み悪口を言いふらし、徹底的に排除しようとします。
元夫の場合は、
会社の社長が相手でした。
この時の元夫の職場は社員が10名程度の小さな会社でした。
元夫は同じ職場の人間に社長の悪口を言って回り、
社長に対する不満を全員と共有し始め、
会社の雰囲気を悪くさせ、
結局会社の中でも自分の味方だと思った人2、3人と一緒に会社を突然辞めました。
これもすべて元夫が始めたことです。
元夫からすればみんなの不満を聞き、
みんなが嫌いな社長を排除したと言う優越感に浸れる絶好の機会だったようです。
このようにモラハラ男には「勝ち負け」しか存在しないのです。
自分に絶対服従している自分に都合の良い味方か、
悪い部分も指摘し、きちんと自分の意見を持った敵かなのです。
そして敵と思った人間に対しては徹底的に排除されます。
夫婦として
家族として一緒にいる人間でさえもです。
前回も書きましたが、
元夫は自分のことしか愛していません。
なので、
夫婦であろうが、
モラハラ男にとっては敵か味方かなのです。